後部座席のシートベルト、一般道でも必要?全席着用のルール
『後ろの席だから大丈夫』『近所までの一般道なら、シートベルトをしなくても違反ではない』と思っていないでしょうか。後部座席のシートベルトは、高速道路だけのルールではありません。警察庁は、後部座席を含む全ての座席で、全ての道路において着用が義務だと案内しています。
運転席と助手席では自然にベルトを締めても、後席では出発してしまうことがあります。乗る人だけの問題ではなく、運転者には同乗者にも着用させる義務があります。動き出す前に、全員のバックルが留まったことを確認する習慣にしておきたいところです。

2021年2月7日の当社ブログ「シートクリーン~RX450h~」に掲載した、レクサスRXのシートとシートベルトバックルです。過去の掲載写真であり、現在の在庫や本日の作業を示すものではありません。写真の掲載元はこちら。
一般道も着用義務、違反点数とは別の話
道路交通法では、運転者自身がシートベルトを着用し、助手席や後部座席の同乗者にも着用させることが定められています。病気など、法令上やむを得ない理由がある場合は例外がありますが、通常は道路の種類や移動距離にかかわらず全席が対象です。
警察庁の案内では、後席の着用義務違反について、高速自動車国道と自動車専用道路では運転者に行政処分の基礎点数1点が付されます。この扱いだけが知られ、『一般道なら着用しなくてもよい』と誤解されることがあります。しかし、違反点数の扱いと着用義務の有無は別です。一般道でも義務である点は変わりません。
後席の人は、自分だけでなく前席の人も守る
衝突時に後席の人がベルトをしていないと、座席から投げ出され、車内の前席や天井、ドアへ強くぶつかるおそれがあります。さらに前方へ移動した体が前席の人へ衝突し、前席乗員の被害を大きくする可能性もあります。
警察庁は、車外へ放り出される危険も挙げています。JAFの衝突実験でも、ベルトをしていない後席ダミーが前方へ投げ出される様子が確認されています。短い移動や低い速度なら安全と言い切ることはできません。
バックルを留めるだけで終わらせない
正しく着用するには、シートへ深く腰掛け、背もたれを起こして体が斜めにならない姿勢を取ります。肩ベルトは首にかからず、肩から胸を通る位置へ。腰ベルトは腹部ではなく骨盤の低い位置に通し、ベルトのねじれやたるみがないことを確かめます。
ベルトを腕の下や背中側へ回すと、本来の働きが期待できません。中央席など、ベルトの出てくる位置やバックルが分かりにくい席は、出発前に取扱説明書で確認します。荷物をバックルの上へ置いて使えない状態にしないことも大切です。
子どもは年齢と体格に合う方法を選ぶ
6歳未満の子どもを乗せる場合は、原則としてチャイルドシートの使用が必要です。また、6歳以上でも体格のため車両のシートベルトを適切に着用できない場合は、体格に合ったチャイルドシートを使うよう警察庁が案内しています。年齢だけで車両のベルトへ切り替えず、肩や腰に正しく通るかを確認します。
中古車を選ぶときは、乗車予定の全席でベルトをゆっくり引き出せるか、戻り方に違和感がないか、バックルへ確実に差し込めるかを確認しておくと安心です。チャイルドシートを使う場合は、取扱説明書で固定方法と適合条件も確認してください。
AIMEX-JAPANの掲載車両について、後席の状態やチャイルドシートの固定方法を確認したい場合は、車名と使用予定の座席を添えてご相談ください。お問い合わせページから承ります。

