ブレーキホールドは駐車ブレーキ代わりになる?役割の違いを確認
信号待ちでブレーキペダルから足を離しても、車を停止したまま保ってくれるブレーキホールド。便利な機能ですが、そのまま駐車ブレーキの代わりにしてよいのでしょうか。
答えは「代わりにはしない」です。ブレーキホールドは運転中の一時的な停車を補助する機能で、車から離れるときに使うパーキングブレーキとは役割が異なります。名前や表示が似ていても、同じ機能として扱うことはできません。
ブレーキホールドは運転中の停車を助ける機能
レクサスISの取扱説明書では、ブレーキホールドをONにしてブレーキペダルで停車すると、ペダルから足を離してもブレーキを保持すると説明されています。DまたはSのときは、アクセルペダルを踏むと解除されて発進します。信号待ちや渋滞で、ブレーキを踏み続ける負担を減らすための機能と考えると分かりやすいでしょう。
ただし、スイッチを押せばいつでも作動するわけではありません。同説明書には、運転席ドアやシートベルト、シフト位置、急坂路などの作動条件が記載されています。表示灯がスタンバイになっているか、実際に保持中の表示へ変わったかを確認する必要があります。

自動で駐車ブレーキへ切り替わっても、同じ機能ではない
車種によっては、ブレーキ保持が一定時間続いたときや、運転席のドア・シートベルトの状態が変わったときに、パーキングブレーキが自動でかかります。2026年1月以降のIS300hの取扱説明書では、ブレーキペダルを踏んでいない保持状態が約3分続くと、自動的にパーキングブレーキがかかると案内されています。
これは安全のために別の機能へ引き継いでいるのであって、ブレーキホールドが駐車機能になったわけではありません。切り替わる条件や時間は車種・年式で異なるため、別の車の操作方法をそのまま当てはめないことが大切です。
車から離れるときはPとパーキングブレーキを確認
レクサスの取扱説明書は、ブレーキホールドを長時間駐車のための機能として使わないよう案内しています。電源を切るときはブレーキペダルを踏み、シフトをPにして、パーキングブレーキをかけるのが基本です。NXの取扱説明書にも、完全に停止してパーキングブレーキとPを操作し、両方の表示を確認する手順が示されています。
電動パーキングブレーキのオートモードがある車でも、急なシフト操作などで自動作動しない場合があります。作動音だけで判断せず、シフト表示がPになっていることと、パーキングブレーキ表示灯が点灯していることを目で確認してから車を離れます。
中古車では操作方法まで確認する
中古車を見比べるときは、ブレーキホールドの有無だけでなく、スイッチの位置、作動表示、電源を切ったあとの設定保持、パーキングブレーキのオートモードも確認します。似た年式のレクサスでも操作が同じとは限らないため、納車時に実車とその車の取扱説明書を照らし合わせると迷いにくくなります。
AIMEX-JAPANの掲載車両について、装備の有無や操作方法を事前に確認したい場合は、車名と年式を添えてお問い合わせページからご相談ください。

