ハイオク指定車にレギュラーは入れられる?車ごとに確認が必要な理由
『レクサスは全部ハイオク』『ハイブリッドならレギュラー』と思われることがありますが、車名やブランドだけで使用燃料を決めることはできません。同じ車名でも、年式や搭載するエンジンによって指定が分かれる場合があります。
では、ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れてもよいのでしょうか。答えは一律ではありません。まず確認するべきなのは、一般論ではなく、その車の取扱説明書に書かれた指定燃料です。

2020年12月27日の当社ブログ『納車準備 ~GS450h Fスポーツ~』掲載写真です。過去の車両と作業であり、現在の在庫や本日の作業を示すものではありません。写真の掲載元はこちら。
同じ車名でも指定燃料が同じとは限らない
例えばトヨタの現行ヴェルファイアは、公式FAQでプラグインハイブリッド車とハイブリッド車を無鉛レギュラー、ターボガソリン車を無鉛プレミアム、いわゆるハイオクと案内しています。同じ車名でも、パワートレインが違えば使用燃料も違う具体例です。
中古車ではさらに、同じモデル名でも世代や年次改良で仕様が変わることがあります。以前に乗っていた同名車の記憶や、給油所で見かけた別のグレードを基準にせず、目の前の一台で確認する必要があります。
『走れることがある』と『指定どおり』は別
メーカーの案内にも違いがあります。SUBARUは、指定燃料が入手できない場合などにレギュラーを使用できる車があるものの、エンジン性能を十分に発揮できないおそれがあるため、原則として指定燃料を使うよう案内しています。
日産も、プレミアムガソリンが入手できない場合にレギュラーを使える車では、燃費性能や加速性能を十分に発揮できないおそれがあると説明しています。一方で、同社のGT-Rはレギュラーを使用できないと明記しています。つまり『最近の車ならレギュラーでも平気』と、すべての車へ広げて考えることはできません。
給油前は取扱説明書と車両の仕様を照らし合わせる
最も確実なのは、その車の取扱説明書にある『燃料補給』『使用燃料』の項目です。レクサスは公式サイトで車種別の取扱説明書を公開しています。車名だけでなく、年式、型式、グレード、エンジンを車検証や販売資料と照らし合わせて確認します。
中古車を購入した直後で説明書が車内にない場合は、メーカー公式の電子取扱説明書やカタログを確認します。判断できなければ、給油する前に販売店へ車台番号を伏せず個別に伝えて確認する方が確実です。ブログや口コミの情報は、対象年式や仕様が違う可能性があります。
入れ間違えたときは燃料の種類を伝えて確認する
ハイオク指定車へレギュラーを入れた場合も、自己判断で『次にハイオクを足せばよい』と決めず、車種、給油量、残っていた燃料、走行の有無を伝えてメーカーや販売店へ確認してください。使用可否や必要な対応は車ごとに異なります。異音や警告表示などがあれば、安全な場所に停車し、無理に走らせないことが大切です。
なお、ガソリン車へ軽油を入れる誤給油は別の問題です。トヨタはエンジン関係の故障が発生する可能性があるため使用しないよう案内しています。給油中に気づいた場合はエンジンを始動せず、給油所のスタッフやロードサービスへ相談してください。
給油前の一分で迷いをなくす
確認する順番は、取扱説明書の使用燃料、車検証や販売資料の年式・型式・エンジン、分からないときの販売店への照会です。『この車種はたぶんこちら』ではなく、目の前の車両と説明書を一致させれば、給油時の迷いを減らせます。
AIMEX-JAPANの掲載車両について指定燃料を確認したい場合は、車名と年式、グレードを添えてご相談ください。お問い合わせページから承ります。

